小鮎

魚屋に鰻のかば焼きを買いに行ったら、新物の小鮎の飴炊き(佃煮だよ)が売っていたので一緒に買いました。

私が子供のころは小鮎の時期・湖えびの時期・ニゴロ鮒の時期・それぞれの時期にカブ(HONDA の原付バイク)にリヤカーをくっつけた魚の行商のおっさんが家に売りに来ていました。

おっさんが天秤棒で器用に量り売りしてました。

小鮎は梅干し(もちろん自家製の古いモノ)と山椒を入れて甘辛く醤油と砂糖で固くならないように煮て(下手に煮ると固くなります)・・湖えびは豆と炊いてえび豆に、炊く前に購入した大量のえびを新聞紙に広げ、混じっている小さなゴミなどを取るのですがその時にまだ生きてるえびがいれば瓶やコップにいれて数日ですが飼っていたものです・・ニゴロ鮒はもちろん鮒ずしに、当時の我が家には漬物など専用の小屋があり、各種漬物から味噌まで自家製でそこで保存熟成させていました。鮒も初めからご飯に漬けるのではなくまずは塩漬けにするのです、鮒専用の樽桶に塩にまぶした鮒を順番に詰めていくのです。

祖母も母も無くなり月日は流れ、新居に引っ越し、今はもう作ることも見ることもなくなった手作りの風景。

当時は鮒に触ったり、漬物用の野菜を洗ったり、梅干し用の紫蘇をもんだり・・そんな手伝いがイヤでしたが最近になってあのころの手伝いが贅沢な時間だったと・・・自家製の物々が素晴らしい物だったとやっと気づきました。

思い出は常に楽しく、そして美味しい物ですね。

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コメント: 1
  • #1

    兼業主婦Bママ (土曜日, 17 5月 2014 16:48)

    明日は定休日なんですね、残念です。
    我が家も昔は母が小鮎炊いてました、なつかしいです。